徳勝龍初場所優勝
大相撲初場所が千秋楽を終え、西前頭十七枚目の徳勝龍が初優勝を飾った。 この西前頭十七枚目というのが幕内の中での最下位の番付、その力士が14勝1敗 の優勝を飾った。なんと20年ぶりの快挙という。しかも33歳での初優勝は1958年以降では、 3番目の高年齢優勝らしい。 優勝インタビューが良かった。
インタビューで最初に四方の観客に一礼し、
アナウンサー:「国技館の観客席を見渡してどうですか」と尋ねられ
徳勝龍:「自分なんかが優勝していいんでしょうか」と謙虚に
アナウンサー:1敗を守り続けて優勝について周りから言われていたと 思いますがどうでしたか
徳勝龍:意識することなく(自分の相撲を)と言いかけ、「嘘です。めっちゃ意識してました。」
アナウンサー:昨日は意識してないと言っていましたが・・・
徳勝龍:(優勝)インタビューの練習してしてました。(笑)
アナウンサー:貴景勝との相撲で押し切られそうになって
「危ないと思った瞬間、後押ししてくれたものは何だったんでしょうか」
そして、恩師の近畿大学伊藤勝人監督が場所中に急逝されたことに話が及び
感極まって涙・・・ いやあ、人柄が感じられるいいインタビューでした。 徳勝龍関 優勝おめでとうございます!